点検歩道?歩廊?
キャットウォークといえば、
一番初めの仕事から歩いているので、特別な存在ではないのですが、
はじめはちょっと、ビビりました。
ここ歩くのーー!! てね。
その時は、国内最大級のフローティングクレーンの点検用です。
まだ、一生懸命頑張ります。
なんて言っていた、新人の頃ですから、目をつぶるわけにはいかないので、
なるべく下を見ないようにしていました。(ほんとに生命かけてます)
そういえば、一回だけ、キャットウォークの下にブル下がったことがありました。
そこから引っ張り上げたいものがあって、そこにチェーンブロックを下げるための、
台ずけワイヤー(漢字がわからない)を付けるためです。
いろんな、言葉が出てきますが、ついてきてください。(こりゃ用語集を作らにゃいかん!)
普段から高所にいるときは、安全帯をしているのですが、これでブル下がってはいけません。
電信柱にしがみついている、鳥人類(電気屋さん)が付けているのは、専用の安全帯です。
しかも高所では、2本3本安全帯をかけているようです。(まさに、保険を沢山かけている)
昔は腰につけている、飾りのようなものだった。時期があります。(昔のカッコイイ鳶さん)
話を戻して、このとき、ロープに命を託すのですが、作業後、戻ってきたときに思いました。
二度とやらない!!
まず、ブル下がるロープを固定するための結びを、作るわけですが、どう結ぶ?
ふつうの堅結び、 2回か? 3回ぐらいすれば?(ちょっと、引っ張ってみます。)
これが、太いロープだと、隙間が多く見えて、解けそう。
それから、少しずつ降りていくのだが、壁があれば足を着けますが、それがない。
いきなりブル下がる、(この時が一番不安定な姿勢)
ロープを握っていたのでは、仕事にならない。手を放すと姿勢が保てない。
何とかヘリコプターで救助された人みたいな格好で、作業する。
作業が終わってもとに戻る。(これが大変)
体が持ち上がらない。(鉄棒にブル下がって、そこから鉄棒の上に乗るイメージ)
足が使えない。腕の力だけで体を持ち上げなくてはいけません。
ジャッキーチェーンでも大変です。(おお!工具名ポイ)
ところで消防士とかがやっている、壁を蹴ってロープでスルスル降りるやつ、
やったことありますか?
また、話がずれますが、仕事で台湾に行ったとき、空き時間に経験させてもらいました。
長くなるので、また。
キャットウォークにはブル下がらない。
と言う注意喚起でした。
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