キャットウォーク?


キャットウォークて、ご存知ですか?
2016年4月14日
  点検歩道?歩廊?

キャットウォークといえば、
一番初めの仕事から歩いているので、特別な存在ではないのですが、
はじめはちょっと、ビビりました。

 ここ歩くのーー!! てね。

その時は、国内最大級のフローティングクレーンの点検用です。
まだ、一生懸命頑張ります。
なんて言っていた、新人の頃ですから、目をつぶるわけにはいかないので、
なるべく下を見ないようにしていました。(ほんとに生命かけてます)
そういえば、一回だけ、キャットウォークの下にブル下がったことがありました。
そこから引っ張り上げたいものがあって、そこにチェーンブロックを下げるための、
台ずけワイヤー(漢字がわからない)を付けるためです。
いろんな、言葉が出てきますが、ついてきてください。(こりゃ用語集を作らにゃいかん!)
普段から高所にいるときは、安全帯をしているのですが、これでブル下がってはいけません。
電信柱にしがみついている、鳥人類(電気屋さん)が付けているのは、専用の安全帯です。
しかも高所では、2本3本安全帯をかけているようです。(まさに、保険を沢山かけている)
昔は腰につけている、飾りのようなものだった。時期があります。(昔のカッコイイ鳶さん)
話を戻して、このとき、ロープに命を託すのですが、作業後、戻ってきたときに思いました。
 二度とやらない!!
まず、ブル下がるロープを固定するための結びを、作るわけですが、どう結ぶ?
ふつうの堅結び、 2回か? 3回ぐらいすれば?(ちょっと、引っ張ってみます。)
これが、太いロープだと、隙間が多く見えて、解けそう。
それから、少しずつ降りていくのだが、壁があれば足を着けますが、それがない。
いきなりブル下がる、(この時が一番不安定な姿勢)
ロープを握っていたのでは、仕事にならない。手を放すと姿勢が保てない。
何とかヘリコプターで救助された人みたいな格好で、作業する。
作業が終わってもとに戻る。(これが大変)
体が持ち上がらない。(鉄棒にブル下がって、そこから鉄棒の上に乗るイメージ)
足が使えない。腕の力だけで体を持ち上げなくてはいけません。
ジャッキーチェーンでも大変です。(おお!工具名ポイ)
ところで消防士とかがやっている、壁を蹴ってロープでスルスル降りるやつ、
やったことありますか?
また、話がずれますが、仕事で台湾に行ったとき、空き時間に経験させてもらいました。
長くなるので、また。
 キャットウォークにはブル下がらない。
と言う注意喚起でした。